攻殻機動隊SAC:The Launghing Man版画展示販売会

introduction 序文

世界を魅了する
大人気SFアニメーションの最新作

TVアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」にて
2024年2月1日に発生した“笑い男事件”。
本展では0th Anniversaryを記念し、
TVアニメシリーズから厳選イラスト9点を版画化！
会場にて展示・販売いたします。
会場には撮影可能コーナーや新作オリジナルグッズも登場。
放送開始から20年以上たった今も根強い人気を誇る
「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズ。
世界最高峰の版画工房によりその世界観が
最大限に引き出されたアート作品の数々を、
ぜひ会場でご覧ください。

message 贈言

攻殻機動隊 S.A.C.シリーズ
キャラクターデザイン／作画監督

後藤隆幸 Takayuki Goto

「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズは
Production I.Gを代表する作品となり、
そして自分にとっても大事な作品の一つとなりました。
本編では素子はもちろん9課のメンバーを描くのに
悪戦苦闘したり、楽しませてもらったりしました。
この作品では今まで
たくさんの版権イラストを描かせて頂きましたが、今回、
そのイラストたちをこのような形にして頂き
感謝申し上げます。
「攻殻機動隊S.A.C.」はこれからも
Production I.G の代表作品として続いていく事と思います。

Profile

1960年8月7日生。秋田県出身。
株式会社プロダクション・アイジーの創設メンバーのひとり。
数多くの作品でキャラクターデザイン、作画監督を務める。
代表作に『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズ、
『獣の奏者エリン』、『黒子のバスケ』等がある。
『銀河英雄伝説 Die Neue These』シリーズでは
総作画監督として参加。

art gallery 作品

how to create
our quality 版画

introducing our quality

世界最高峰の版画工房によって製作される作品の数々。
イラストの世界観を最大限に表現するために、
版画がどのようにして出来上がっていくのかをご紹介いたします。

view all process close process

process 01 データ精査
まず初めに、イラスト制作過程で発生した版画制作に不要な線やチリをイラストデータから取り除きます。
その後、厳選した版画素材に作品を刷り、試作品を製作します。
そして、試作品の色味を作家が確認し、必要であればキャラクターやパーツごとに細かく色味を調整した上で、
作家が納得するまで何度も試作を繰り返します。
process 02 素材選び
本作品では作家が表現したい究極の色をよりはっきりと出すために、半透明のアクリルフィルムという素材を使用して版画を制作しました。
アクリルフィルムを使用することによって作品に奥行きや立体感が生まれ、世界観をよりリアルに感じることができます。
process 03 特殊効果
版画には様々な特殊効果を施しています。
本作品では背景の白地部分にパールラメをエアブラシでムラなく吹きかけ、タチコマのレンズパーツ部分に筆で一つずつ丁寧に樹脂を重ねてツヤを出しています。
process 04 検品・監修
最終的な監修は、自然光に最も近いとされる特殊な蛍光灯を使用し1枚ずつ行います。
今回使用しているアクリルフィルムは紙が少しすれただけでも傷がついてしまう非常に繊細な素材であるため、
取り扱いはとても慎重に行います。検品もより念入りに様々な角度から確認します。

new release 新作

作品のSFアクション感を引き立てるため、世界最高峰のUV加工技術を用いて制作しました。透明インクで銃弾の跡をアクリル板に表現し、激戦の世界観を強調。前景と背景を分けて遠近感を出し、キャラクターは奥行きと高精細な色調で描かれています。加工方法にもこだわり、高透明度のアクリル板と特殊合成板を使用し、他にはない版画作品を実現しました。